スタッフコラム④:支援を深掘りしていくYNFの活動

第4回スタッフコラムをお届けします。
 
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昨年の水害から参加させて頂いています。災害現場を初めて訪れた時はもう水が引いた後でした。
 
床下に潜るとは聞いていましたが、狭い床下を這い周りぐっしょり濡れて重くなった断熱材を全て除去すると聞いた時は、ボランティアでそこまでするのかと驚きました。
 
それも束の間、その後作業はどんどん専門的になり、撤去解体だけでなく最後は床下地組などちょっとした大工仕事までするようになっていました。
 
壁を剥がしたお宅では、以前の水害から水が抜けきれず黒カビだらけになった石膏ボードが現れました。
 
近頃の建物は内部に水に弱い材料を使っているので隠れた被害が多々あります。放ってても乾いていた昔の建物のようにはいきません。水位だけで決めている行政の被害認定基準について考えさせられます。
 
これまで自分自身大きな災害にあった経験がなく、水害対応だけでも知らないことばかりでとても勉強になりました。
 
これからも微力ながらお手伝いをさせていただきます。
 
(スタッフ岸)
 
※写真:床下地組の様子
 
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平成29年7月九州北部豪雨や令和2年7月九州豪雨等の援活動も引き続き行っています。

私たちの活動は、発災直後の緊急期のみならず、関わった方々が住まいの再建に至るまで継続的に支援を行う中長期型の活動となるため、継続的にご支援いただくサポーター支援制度も設けています。

皆さまのお力を借りて、解決が困難な課題を抱えた被災世帯の方々へ届く支援を行っていけたらと思っていますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
▼発災から住まいの再建まで支援するサポーターお申込み
 
▼生活再建ってどんな困りごとが起こるの?
 
▼”被災した時に行うこと”動画
 
 

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