スタッフコラム⑤:YNFを設立してもうすぐ5年…

第5回スタッフコラムをお届けします。
 
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平成29年7月九州北部豪雨をきっかけにYNFを設立し、今年の7月で5年を迎えます。
 
この5年の間に設立時には考えもしなかったいろいろな事がありました。
コロナ禍という、映画の様な現象も発生し、私たちの生活は一変しました。しかし、その間にも自然災害は容赦なく私たちの生活を脅かしています。
 
コロナ禍により、県外ボランティアの自粛が声高に叫ばれるようになりましたが、その弊害についてはまだあまり議論されていないように感じます。私たちの地元である福岡県でも令和2年、3年と豪雨被害が続いています。しかし、県外からの支援は皆無と言ってもいい状況でもあります。
 
YNFは設立当初は、「相談支援を中心に行う」と内外問わずに言ってきた団体でもあります。しかし、昨今の様な状況で、かつ半壊以下の被害が中心である被害状況では、相談支援よりも家屋保全作業の方が有用な支援になります。
 
こうした背景から、最近では家屋保全作業も行うようになっていますが、被災された方々のニーズに合わせることで、フラフラと揺れ動いてしまう活動内容にもかかわらず、多くの方々からのご協力を得られていることは非常にありがたいです。
 
コロナ禍の影響で災害支援はこれまでよりもさらに難しいものとなってしまっており、困りごとを抱える方々もより潜在化しているのでは、と思いますが、諦めることなく、粛々と目の前の課題にしっかり取組んでいきたいと思います。
 
(代表 江﨑)
 
※写真:作業・訪問・関係者会議・講演など、この5年間様々な活動がありました。
 
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平成29年7月九州北部豪雨や令和2年7月九州豪雨等の援活動も引き続き行っています。

私たちの活動は、発災直後の緊急期のみならず、関わった方々が住まいの再建に至るまで継続的に支援を行う中長期型の活動となるため、継続的にご支援いただくサポーター支援制度も設けています。

皆さまのお力を借りて、解決が困難な課題を抱えた被災世帯の方々へ届く支援を行っていけたらと思っていますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
▼発災から住まいの再建まで支援するサポーターお申込み
 
▼生活再建ってどんな困りごとが起こるの?
 
▼”被災した時に行うこと”動画
 

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