【活動報告@珠洲】

先日の地震を受けて石川県珠洲市に5月9〜11日に先遣として行ってきました。
 

全体的な印象としては倒壊家屋よりも屋根被害が多そうです。
 
最も気になった点としては、そんな中でも家が住めない状態になっている方々はいらっしゃいますが、珠洲市には市営住宅は1つしかなさそうな上に集合住宅などの賃貸物件もほとんどないため、仮住まいの確保もかなり難しそうな点でした。
今朝のニュースでは建設型仮設住宅も検討されるそうですが、避難所の避難者数を見ると一定の方々が在宅や車中泊という居住形態を余儀なくされていると思われます。
 
 

【石川県知事が会見 応急仮設住宅建設へ 大規模半壊の住宅など対象に最大70万円あまり補填】

https://news.yahoo.co.jp/…/3ccf45bdfdebeaa959813f4e34b8…

 
 
次に気になった点としては、今回の災害ではブルーシートの供与のほか、5万円まではブルーシート張りの工賃を負担してくれるそうなのですが、この支援制度がどこまで周知されているかも気になりました。
 

 

【被災した住宅の「緊急応急修理」制度について-雨漏り対応のため屋根に施工するブルーシート等への補助-】

 
 
 
そして、最終的にやはり気になるのは、屋根被害で半壊や一部損壊となった方々です。
現行制度では充分に修理できるほどの公的支援制度は用意されていないため、今後の自治体の独自施策に期待が高まります。2007年の能登半島地震の際は、石川県は先進的な施策を取られていたそうです。
 
現地では、先に入っている支援団体の方々や地元の支援関係者の方々と情報共有をさせていただき、意見交換を行いました。また、被災された方々にお話を伺いながら、今後についてその時点でできる説明を最大限行い、罹災証明の申請も少しですがお手伝いできました。
罹災証明の申請時に図面が必要となっていたので二の足を踏んでおられたとのことでしたが、市役所の方に聞いてみると、その場で手書きで良いとのことでした。
 
今後、どのような形で関わることができるか、関係先と打合せを進めていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
本活動は休眠預金を活用し実施しています。
 
 
 
 
 
 
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私たちの活動は、発災直後の緊急期のみならず、関わった方々が住まいの再建に至るまで継続的に支援を行う中長期型の活動となるため、継続的にご支援いただくサポーター支援制度も設けています。
 
皆さまのお力を借りて、解決が困難な課題を抱えた被災世帯の方々へ届く支援を行っていけたらと思っていますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
▼サポーターで活動を支える(継続的なご支援)
 
▼寄付で活動を支える(単発のご支援)

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