活動報告@大牟田
【2020.7.22 大牟田市】
朝から、4連休に向けた打ち合わせを連携団体の皆さんと打ち合わせから1日が始まりました。
そして、佐賀県「おもやいボランティアセンター」さんからコンパネ30枚を支給していただき、
AARJapan佐賀事務所さんから扇風機、電源ドラムをお借りし、早速扇風機を組み立てました。
いつもご支援いただき、ありがとうございます。
【ヒアリング調査】
橘地区 2件
地道に1軒1軒廻り続けると、「片付けを手伝ってほしい」と要望があったり、必要とされる支援をちゃんと届けれるよう頑張ります。
愛媛のNPO法人Vサポートの阿曽沼温良さんからご提供いただいた軽トラダンプを、今治→由布→大牟田と運んで来ていただきました!
熊本地震の際にご一緒に活動させていただいた望月克哉さん、大牟田まで運んでいただいた浄土宗の今井上人、阿部上人ありがとうございました!
【2020.07.23】
大牟田Inspireさん、JRVC九州、JRVC『朝倉』チーム螢火さんと一緒に大黒町と甘木で、床下の乾燥作業や家財の運び出しを行いました。
また、作業班と並行して、ニーズ班による聞き取りも。発災から2週間経ち、床下浸水が原因で起こるカビの問題も出てきました。
床下浸水の後、水が引き、もとに戻ったように見えるのでそのまま放置するケースが多く、カビの栄養となる湿気や栄養源があるまま、
知らない間にカビが発生してしまうことがあります。
また、床下は日当たりが悪くカビが繁殖しやすい環境です。泥水が入ってしまうことで感染症や異臭の原因にもなります。
【2020.07.24-26】
大牟田Inspireさん、JRVC九州、JRVC『朝倉』チーム螢火さんと引き続き一緒に活動。
床下の相談も増えてきており、急遽それぞれが協力してサーキュレーターなどの資機材も増やしています。
また、活動が本格化していくのにしたがって拠点の整備も。
怒涛の4連休でしたが、ケガやトラブルもなく無事に乗り切れました!
一方で、ポツポツと自宅の修繕などに関する相談も。
大牟田市や久留米市の被害は、視覚的にも見えにくく、り災証明にも反映されづらいことが心配されますが、おひとりおひとりに丁寧に対応できるように頑張っていきます。
【2020.07.28】
大牟田Inspireさん、JRVC九州、JRVC『朝倉』チーム螢火さんと引き続き一緒に活動。現場調査や個別相談対応など行いました。
また、地域の方々との情報交換なども。
浸水被害、といった印象の大牟田ですが、場所によっては土砂被害も…
井戸がダメになり、雨水を溜めて生活用水としている方もいらっしゃいました。
大牟田は非常に見えづらく、り災証明上の取り扱いも厳しくなることが予想されるタイプの災害ですが、ひとりひとりがダメージを受けていることに変わりはありません。こうした災害は、町の雰囲気も通常モードに戻りやすく、地元ですら「風化」が進みやすく、被災者が埋没しがちです。
また、床下乾燥のためのサーキュレーターなど資機材も不足しており、YNFでも昨日からスマートサプライを利用してご協力のお願いを始めました。みなさまぜひご協力をよろしくお願いいたします。