【活動報告@大牟田】
もうすぐ令和2年7月豪雨の発災から2年が経つ大牟田市。仮設からの退去も進んでいます。
少し前に以前から関わりのある被災者さんから退去した仮設住宅の草取りの依頼がありました。

草取りは被災者支援とか災害支援という言葉にはあまり結びつかない依頼かもしれません。
しかし、薄く、細くでも関わってきた私たちはその方が、コロナや材料高の影響で修理費用が当初より嵩んでしまい借金ができたことや同居のお母さんが仮設暮らしが続く中で元気がなくなってしまい、初期の認知症がはじまったこと、ご本人も手をケガして仕事に支障が出ていること、災害発生直後に貯めていた有給を使い果たしてしまったこと、など多くのご苦労があり、草取りがとても大きな負担になっていることが想像できます。
私たちの考える災害支援はそれぞれが抱える事情を斟酌し、被災者のニーズにできる限り応えること。できる限り柔軟な対応を行いたいと思っています。
活動には大牟田市に住むボランティアさん達にも加わっていただき、とても暑い中でしたが、熱中症になる方も出ず、なんとか終わらせることができました。



(草取り前)

(草取り後)

(草取り前)

(草取り後)
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私たちの活動は、発災直後の緊急期のみならず、関わった方々が住まいの再建に至るまで継続的に支援を行う中長期型の活動となります。
息の長い支援を続けていくためには、皆さまのお力が必要です。ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
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