【能登半島豪雨への支援のお願い】
9月21日から降り始めた秋雨前線による大雨は、能登半島全域に停滞し、地震で被災した各地域にて異例の降雨量を記録しました。
輪島市および珠洲市に設置されている仮設団地でも、8か所の団地にて床上浸水が確認されています。土砂崩れや道路陥没も各所で発生し、一部地域の孤立、断水と停電が発生しています。報道によると16河川が氾濫し、とりわけ震災被害が著しい輪島市や珠洲市では広く冠水・浸水しました。
私たちは、令和6年1月1日に発生した能登地震の被害に対し、珠洲市に事務所を構え、被災者支援を継続してきました。現在は生活の再建に向けた支援を行う「珠洲市ささえ愛センター」の一部を担当しています。
今回の豪雨被害で、事務所が所在する珠洲市内で水害による被害を受けた方の支援も行います。
能登半島は、震災の前にも2年連続で地震を経験し、多くの住民の方に「災害疲れ」が感じられました。能登地震では、立地や地域の高齢化・過疎化により、再建の目途が立たない、コミュニティ再生の希望が持てないといった不安も未だ見受けられている状況です。
今回の被災にあたっては、上記の様な背景がある中、地震被害とは違った水害という被害に対し、ニーズに合わせたこまやかな支援を行うために、必要な資機材を九州から能登に運んだり、緊急的に必要な支援物資等の提供を準備しています。
被害が相次いで発生している状況においては、より地域の方々に寄り添って支援を行うことが必要不可欠だと感じています。皆さまのお力添えが必要です。
皆さまのご支援により、私たちの活動が資金面において支えられるだけでなく、活動を通して被災された方々・地域を応援する力となります。
ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。