スタッフコラム⑥最終回:”災害支援”を考える

2月からお届けしていたスタッフコラムも最終回となります。
「こんな発信もしてほしい!」といったご意見・ご感想がありましたらぜひお寄せください。
 
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私はYNFの設立当初から、主にバックオフィスとして業務を行っています。YNFで仕事をするまでは、災害支援に関心はなく漠然としたイメージしか持っていませんでした。
 
平成29年7月九州北部豪雨で初めて被災地を目の当たりにし、被災者の方々に実際にお会いしていく中で、災害に遭うということはどういうことなのかを改めて考え、その「支援」の難しさを考えさせられるキッカケにもなりました。
 
支援活動全般に言えることだと思いますが、「支援」を行うには一人の力では到底無理です。
 
様々な人たちが自分のできることを通して関わっていくことで、ようやく一つの「支援」という形になっていきます。
 
YNFもこれまで本当にたくさんの方々に関わって頂いたことで、「支援」の在り方もより被災者の方々に寄り添ったものを目指せるようになってきたように思います。
 
しかし、近年毎年のように起きる災害に、日本全体が慣れてきてしまっているのも事実で、中長期的な生活再建への理解を求めることはさらに難しくなっているようにも感じます。
 
YNFにおける災害支援とは何か、を常に問いかけながらこれからも活動をしていきたいと思います。
 
(理事古賀)
 
 
※写真:平成29年7月豪雨で被災した福岡県朝倉市の発災直後の様子。今年で発災から5年が経ちます。
 
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平成29年7月九州北部豪雨や令和2年7月九州豪雨等の援活動も引き続き行っています。

私たちの活動は、発災直後の緊急期のみならず、関わった方々が住まいの再建に至るまで継続的に支援を行う中長期型の活動となるため、継続的にご支援いただくサポーター支援制度も設けています。

皆さまのお力を借りて、解決が困難な課題を抱えた被災世帯の方々へ届く支援を行っていけたらと思っていますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
▼発災から住まいの再建まで支援するサポーターお申込み
 
▼生活再建ってどんな困りごとが起こるの?
 
▼”被災した時に行うこと”動画

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