【福岡・飯塚での活動】~見えにくい被害~

YNFの地元である福岡県でも水害被害がでていますが、久留米市や飯塚市では、水が引いた後の被害が分かりにくく、特に床下浸水後の対応に個人差が出ているのではないか、と心配されます。

昨日は、先週の現地調査で知り合った方からの依頼に4名のメンバーで対応しました。
作業内容は、壁、フローリング床への消毒液(市から配布)の塗布、噴霧でした。腰を痛めている一人暮しのお母さん(片づけで無理された模様)なので、細かなところに手が届いていない感じがしましたが、一応の対応してありました。一方で、フローリング部分の床下の乾燥がうまく出来ていないだろうという点が気になりました。また、居間と台所、元々かもしれませんが、洗濯機裏の壁がカビていました。

先週お邪魔した際には感じなかったカビの匂いがしていたのと、依頼者から咳が出だしたと伺っていましたので、本日消毒出来て本当によかったと思います。


また、偶然寸法を図りに来た大工さんと近所がどこまで浸水したかを見に行きましたが、床下浸水のお宅に出会い、話を聞けましたが、早くに水が引き、床下の消毒はしたから大丈夫って話だったのだけど、外部の吸気口から消毒しただけのようで、湿度もカビ臭も感じました。ご本人はあまり気に留めていらっしゃらない様で、自治会長さんにチラシを回覧板で配布してもらうことにしました。

自治会長さんには連携して活動している一般社団法人よか隊ネット熊本より、チラシを発送していただく手配を行いました。床や壁の消毒をしていない且つ、通気孔からしか消毒していない世帯があると言うことは会長さんも心配されていましたが、ムリにすることは出来ませんからねぇとおっしゃっていました。 健康被害が出ないか心配です。
また、ご近所で窃盗被害も出たと言うことで乾燥の為にお昼だけど窓を全開にしているのも少し怖いと本日の依頼者がおっしゃっていました。

 

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