活動報告@愛媛県大洲市(平成30年7月豪雨)
2019年9月20~28日の日程で、佐賀県での活動と並行して、愛媛県大洲市での活動を行いました。
9月で最後となる「住まいの再建相談会@大洲市」ですが、ニーズのピークは来年の春頃かな?と予想はしています。
今回で最後となったため、大洲市役所の関係各課のみなさんや大洲市社会福祉協議会(大洲市地域支え合いセンター)のみなさんと今後について打ち合わせも行いました。
打ち合わせは関係者の意識のすり合わせが進んだと実感できる内容でした。災害支援の現場でよく言われるような話ではありますが、たった1~2回程度の打ち合わせでしっくりいっている場面を見たことがありません。(笑)
やはり時間や手間暇が必要だと感じました。
今後に関しては、資金難もあり、できる限りになりますが、月に2~3日程度は愛媛にお邪魔してお手伝いを行いたいと思っています。
また、相談会に見えられた方々は今月に関しては、先に向けて進んでいる方々が多い印象でしたが、みなさんそろって言われるのが、「情報がない」という言葉です。
行政をはじめとした関係各所は広報は当然ですが、行っています。
ただ、災害に関する制度は分かりにくいものもあるため、説明が必要ですし、それぞれの被災状況や再建方針によって利用できるものが異なります。
このため、対面での活動が不可欠なのだな、と改めて実感する一面もありました。
任意団体YNFを発足してから、これまで関わった現場で支援終結とした現場は一つもありません。
生活再建には中長期的な取り組みが必須です。
日本全国で災害が多発し、風化していく災害ばかりですが、世間の流れに流されず、必要な方にサポートを継続していきたいと思います。