活動報告@久留米(令和3年8月豪雨)
地道にコツコツと続けています。
鳥飼校区の個別訪問を久留米市社会福祉協議会の方々もお手伝いいただきました。
既に災害ボランティアセンターは閉所されているのですが、なにか一緒にできないかというお申し出をいただき、相互理解のためにも実際に一緒に活動することが良いのでは、とお願いしました。

訪問していると、「うちはもう大丈夫です」というお答えやお留守のお宅も。
しかし、そうした中で新たなニーズも。
また、並行して11月に締切となる応急修理制度についてもご案内。
ボランティアさんによるニーズ拾いは発災直後は比較的難易度の高い活動ではありませんが、落ち着いてくると災害特有の課題に対応したトレーニングを受けた方でないとニーズ拾いはとたんに難易度が高い活動になります。
そうしたところの一端をお伝えすることができれば、とも思っています。
また、週末は以前から関わっているお宅の作業活動。かなり湿気が深刻だったお宅の送風器具の引上げやフローリングの清掃、カビた合板の取替え、フローリングの敷き直しを行うほか建具調整や床剥がしなど行いました。



フローリングの対応をしたお宅の方は、当初は、保険も共済保険のみ加入で費用に不安があり、「また来年も浸かるからもう修理しない」と諦めモードでしたが、口ではそう言いつつも、毎日お掃除来られます。思い出が沢山ある家なのだと思います。
なんとか説得して、乾燥を進めると、ニオイが取れ、木材のソリが収まるなど変化があったことでご本人の気持ちにも変化が。
応急修理制度の利用もしないとおっしゃっていましたが、一部屋キレイになったことから申請してみる、と帰り際にお返事いただきました。
一人ひとりの事情や状況に合わせたサポートを引き続き行っていきます。




本活動は休眠預金を活用し実施しています。
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平成29年7月九州北部豪雨や令和2年7月九州豪雨等の援活動も引き続き行っています。
私たちの活動は、発災直後の緊急期のみならず、関わった方々が住まいの再建に至るまで継続的に支援を行う中長期型の活動となるため、継続的にご支援いただくサポーター支援制度も設けています。
皆さまのお力を借りて、解決が困難な課題を抱えた被災世帯の方々へ届く支援を行っていけたらと思っていますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
▼寄付で活動を支える(単発のご支援)